リフレッシュ理科教室2009 現代テクノロジー講座 †
企画の趣旨 †
中学・高校の先生方に、最先端の科学技術に触れていただき、
授業や進路指導に役立てていただこうという企画です。企業や
大学などの研究機関から、研究開発に従事している技術者や
研究者を講師としてお招きし、その分野の基礎から、現在の
ホットトピック、その技術の社会的な波及効果などをわかり
やすく解説して頂きます。
また、機材を持ち込んでの演示実験なども行い、実際に最先端
技術に触れていただけるよう工夫します。さらに、関連分野に
ついて、中・高の理科の授業などに取り入れられる可能性のある
実験テーマや教材の紹介も行います。
参加資格は、以下のいずれかに該当する方です。
- 中学・高校の理科教諭(物理に限りません)
- 将来教諭を目指す大学生・大学院生
- 教育関係学部の大学教員、研究者、学生
- 小学校教諭
- その他、教育関係者
開催日時・場所 †
- 開催日時
- 2009年11月28日(土) 13:00開始, 17:30終了予定 (終了後交流会を開催予定)
- 開催場所
- 京都大学桂キャンパス A1棟313号室(最寄駅:阪急桂駅よりバスで15分)
- 参加費
- 無料 但し、要事前申込(申込受付中, 定員25名)
午前中授業などの担当があり、13:00開始に間に合わない方も、
途中から参加いただけるように配慮します。
プログラムを見ていただき、後半から参加可能ならお申し込み下さい。
プログラム †
プログラム暫定版です。
- 13:00-13:10 開会のご挨拶
- 応用物理学会関西支部副支部長より会の趣旨説明も兼ねた簡単なご挨拶。
- 13:10-14:00 量子ドットが拓く新世代フォトニクスの展開(神戸大学)
- 半導体を用いたフォトニクス技術は光通信、ディスプレイ、照明などいまや日常生活に欠かすことが
できない。しかし、通信情報量のさらなる増大や低炭素化社会への要求から、今後、
光デバイス・システムの大幅な高性能化と低消費電力化が必須となる。これには、
新しい材料や物理現象を活用することによって、従来不可能と考えられてきた機能や
性能を実現していくことが何より重要である。量子ドットなどナノ構造半導体はその
有力候補であり、各種デバイスの高性能化、これまでになかった超高速光スイッチや
量子効果デバイスの誕生、さらに省エネ照明の実用化など、進展が著しい。この講演
では、これらのフォトニクス分野における最近の動きを神戸大学の和田教授より講演
していただく。
- 14:00-14:15 休憩
- 14:15-15:05 光を自在に操る次世代技術-フォトニック結晶-(京都大学)
- 光ファイバー
通信、光記録(CD、DVD、Blue-Ray)、発光ダイオード(LED)、太陽電池、平面ディスプ
レイなどの光エレクトロニクス技術は現代社会を支える重要な要素との一つとなって
いる。このような光エレクトロニクス技術分野において、さらに自在に光を操作できる
と期待されるフォトニック結晶(光に対して動作する結晶)の研究に取り組んでいる
京都大学の浅野准教授より、フォトニック結晶による光の捕獲・保持、LED発光効率の
増大、次世代ハイパワーレーザなどの現在の研究と将来の夢について講演していただ
く。
- 15:05-15:20 休憩
- 15:20-16:30 高校物理の光学の発展実験
- レーザーポインターを使った回折や偏光、導波などの実験を計画している。
- 16:30-17:30 桂キャンパス実験室の見学
- 京都大学・桂キャンパスは、大学院・工学研究科のメインキャンパスである。今回、電気工学専攻、電子工学専攻の野田研究室の見学と実験のデモンストレーションを予定している。
- 18:30-20:00 交流会
- 阪急桂駅前宝屋にて、参加者同士、また、参加者と応用物理学会メンバー(企業、大学)との交流会を開催します。学会メンバーからは簡単な研究開発分野の紹介がありますので、話のきっかけにしていただければ幸いです。交流会の参加は任意です。(なお、交流会開催費用の一部負担として、参加される方は、1人1,000円の御負担をお願いします。当日徴収させていただきます。)
申込方法 †
受付を開始しました。以下の情報を添えてメールでお申し込み下さい。
1.氏名 (浅野卓)
2.ふりがな (あさのたかし)
3.ご所属 (京都府立○○高校 or ○○大学○○学部)
4.ご担当、ご志望あるいはご専門 (例:物理担当教員 or 中学物理教員志望)
5.メールアドレス (受付完了の連絡に使用します)
6.特記事項 (もしあれば、例:午前中授業のため14:30から参加します)
7.交流会参加 (参加・不参加・未定のどれか。予定が入らない限り参加する予定でしたら参加予定とご回答下さい。)
メールアドレス techno2009( a )rika-kansai.jp "( a )は@と置き換えてください。"
事務局より、3日以内に受付完了のメールを折り返し送信させていただきます。
複数名のお申し込みは、代表者の方が一括して1通のメールで
申し込んでいただいてもかまいません。ただし、全ての方に
ついて1-7の情報をお願いします。
参加される方へ †
京都大学桂キャンパスへのアクセス †
会場のAクラスター(地区)は「京大桂キャンパス前」下車、バス停前すぐです。
入館方法 †
桂キャンパスAクラスター(地区) A1棟 3F 大会議室(313号室)が会場です。Aクラスターはバス停に面しています。そのまま南方向に敷地に入ってきていただくと、A1棟"3F"の玄関にでます。休日のため玄関は施錠されていますが、12:15〜13:15までは案内の者が玄関に
おり、案内します。もし遅れてお越しになった場合には、075-383-7031までお電話頂けましたら、ご案内いたします。
Access: 5522 from 2009/10/13
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